アマチャの茎から葉を取る地元住民

アマチャの葉を天日干しする地元住民

アマチャの茎から葉を取る地元住民 アマチャの葉を天日干しする地元住民

 アジサイの一種「アマチャ」の葉を天日干しし、甘茶の茶葉を作る加工作業が、佐野市秋山町にある畑の作業場で行われている。

 畑で栽培されているのは「みつる植物研究所」(小山市犬塚)の所長藤井敏男(ふじいとしお)さん(72)が開発したアマチャの品種。藤井さんは栽培に適した同町の地域活性化につなげようと、10年前から地元住民の力を借りて作業を行っている。

 甘茶はノンカフェイン、ノンカロリーで体を温める作用があるとされる。原料となるアマチャは9~10月に収穫し、葉を約1時間天日干しした後、熱を加えてもみ込む機械などに入れ、発酵して乾燥させると茶葉が完成する。

 薄曇りの29日には地元住民7人による作業が行われた。毎年手伝いをしている住民たちの手際は素早く、次々と茎から葉を取ってビニールシートの上に並べ、天日干しした。作業場には時折笑い声が響いた。

 藤井さんは「いつも明るい雰囲気の中、作業している。アマチャ栽培に興味のある人がいたら、ぜひ見に来てほしい」と話した。