合同集会であいさつする福田知事(左)と佐藤市長(右)=28日夜、宇都宮市内

 11月15日投開票の知事選、宇都宮市長選に向け、ともに5選を目指す福田富一(ふくだとみかず)知事(67)の宇都宮地区後援会と佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長(58)の後援会総連合会の合同集会が28日夜、宇都宮市内のホテルで開かれた。両陣営とも新型コロナウイルスを考慮し総決起大会を開かないため、今回が実質的な総決起大会となった。

 本県関係国会議員や県議、宇都宮市議、支持者ら約350人が出席。あいさつに立った船田元(ふなだはじめ)衆院議員は多選批判について「長ければいい、悪いではない。批判を上回る支持を2人に与えてほしい」とげきを飛ばした。

 福田知事は、人工知能(AI)など未来技術の活用を掲げ「県内のどこに住んでいても日常生活に困らないようにしたい」と強調。地方の魅力の磨き上げも指摘し、関西のアンテナショップ開設を政策に挙げた。

 佐藤市長は教育や公共交通にAIなどを駆使し、「新しい未来都市で、世界から評価される宇都宮をつくりたい」と力を込めた。

 知事選と市長選の同日選は2004年から5回連続。知事選は元NHK宇都宮放送局長で新人の田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)が立候補を表明。市長選は弁護士で新人の須藤博(すとうひろし)氏(76)が立候補の意向を示しており、いずれも選挙戦が確実な状況だ。