「これまで通りと聞いて安心した」「たくさんの人に走る姿を見てもらいたい」-。東京五輪・パラリンピック組織委員会が聖火リレーの日程を発表した28日、県内の聖火ランナーからは安堵(あんど)の声が広がった。新型コロナウイルスの影響で、本県開催の5日前に中止が決まった今年3月の聖火リレー。新型コロナの収束が見通せない現状に「また中止になっても仕方ない」と受け止める人もいた。

 「東京五輪の延期が決まる前と気持ちは少しも変わっていません。自覚と責任を持ち、与えられた務めを果たしたいと願うばかりです」。県内ルートのアンカーを務めるバスケットボールBリーグ1部宇都宮ブレックスの田臥勇太(たぶせゆうた)選手(39)は力強く語る。「コロナ禍が続く状況で制約もあるかも知れません。だからこそ栃木を、日本を勇気づけるため元気よく走れればと思います」と期待感を寄せた。