10月2日に開業する「ふふ日光」の「ふふラグジュアリープレミアムスイート」の一室=28日午後、日光市

 栃木県日光市本町の日光田母沢御用邸記念公園に隣接する田母沢御用邸付属邸跡地に建設された高級温泉旅館「ふふ日光」は28日、10月2日のオープンを前に、開業レセプションとメディア向けの内覧会を開いた。

 不動産業のヒューリック(東京都)が事業主体で、カトープレジャーグループ(同)が開発プロデュースを担い、両社が設立したヒューリックふふ(同)が経営する。ふふは50部屋未満の「スモールラグジュアリーリゾート」として展開し、国内の富裕層をメインターゲットに据える。

 ふふ日光は国内6カ所目で、平屋のメイン棟、3階建ての宿泊棟、大浴場棟からなる。「ふふラグジュアリープレミアムスイート」など和洋折衷の6タイプ全24室がスイートルーム仕様で、自家源泉の温泉を備える。各室しつらえが異なるのが特徴だ。コロナ禍だが、宿泊客は部屋で過ごす時間が長く、客同士が接することが少ないという。

 レセプションには、土地を所有する東武鉄道の根津嘉澄(ねづよしずみ)社長やヒューリックの西浦三郎(にしうらさぶろう)会長らが出席し、テープカットを行った。

 大嶋一生(おおしまかずお)日光市長は「新たなシンボルとなり観光客への訴求力となることを期待したい」とあいさつした。カトープレジャーグループの加藤友康(かとうともやす)代表取締役兼最高経営責任者(CEO)は取材に「日光という大きな観光ブランドに恥じないよう努力する」と話した。

 1室2人の利用で1泊2食付き7万7300円から。年内の予約は、ほぼ満室という。