伝統の「『荒城の月』幻想」の演舞を披露する生徒ら

 【真岡】真岡女子高の伝統行事「『荒城の月』幻想」演舞が28日、同校校庭で行われた。爽やかな秋晴れの下で1、2年生や保護者らに見守られる中、3年生195人が約7分間の演目を勇壮で優美に披露した。

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 演舞は1968年から始まり、今年で53回目。新型コロナウイルスの影響で、当初は5月下旬だった予定を延期し、生徒同士の距離を確保するために演技内容も一部を変更して実施した。

 生徒は滝廉太郎(たきれんたろう)の「荒城の月」に合わせ、クラスごとに計5色の扇を手にしてしなやかで機敏な舞を見せた。最大の見せ場である「花」や「波」では、例年と異なり、生徒同士が手をつながずに演舞した。

 生徒会長の大滝楓(おおたきかえで)さん(17)は「伝統が途切れてしまうという不安もあったので、発表できて本当によかった」と笑顔を見せた。