第73回秋季県高校野球大会兼関東地区大会県予選(下野新聞社など後援)第10日は27日、清原球場で準決勝2試合を行い、石橋が3-2で作新学院、国学院栃木が9-4で青藍泰斗に勝利。それぞれ4年ぶり2度目、3年ぶり7度目の関東大会出場を決めた。
石橋は1点ビハインドの六回、1死満塁から石川慶悟(いしかわけいご)の中越え3点適時三塁打で逆転。主戦右腕篠崎晃成(しのざきこうせい)はスライダーを低めに集める投球で強打の作新学院打線を4安打2失点に抑え完投した。
国学院栃木は三回に加藤染(かとうそま)の左越えソロ本塁打で先制し、四回は佐鳥雄翔(さとりゆうと)の2点適時打など長短打5本を集めて5点を追加。守っては4投手でつないで青藍泰斗の反撃をかわした。
大会最終日は30日午前10時から、清原球場で石橋-国学院栃木の決勝を行う。試合は学校関係者を除いて原則無観客。