ガラスケースに展示されている貴重な型染めの百人一首

 【大田原】伝統技法の型染めで作った小倉百人一首の札200枚が中田原の大田原温泉ホテル龍城苑(りゅうじょうえん)に展示されている。京都・栗山工房の初代栗山吉三郎(くりやまきちさぶろう)さん作の貴重な限定品。百人一首は宇都宮とゆかりが深く、「本物の出会い 栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせて5月下旬から展示を始めた。君島美昭(きみじまよしあき)社長(58)は「本県とのつながりを知るきっかけになれば」と話している。

 百人一首は鎌倉時代、宇都宮氏の5代城主頼綱(よりつな)が、歌人藤原定家(ふじわらのていか)に選定を依頼した秀歌が原型とされる。

 君島社長は知人を介して入手した型染めの百人一首を「多くの人に見てほしい」と展示した。競技かるたに打ち込む高校生を描いた人気映画「ちはやふる」で、若者層の関心が高まったことも意識したという。

 (問)同ホテル0287・24・2525。