初詣客でにぎわう大前神社の境内=2019年1月1日、真岡市東郷(同神社提供)

 来年の初詣時の新型コロナウイルス感染症対策に役立てようと、真岡市東郷の大前(おおさき)神社は25日までに、一般の参拝者を対象としたアンケートを行った。回答者の7割超が「混雑による参拝者同士の距離」に不安を感じていることなどが分かった。

 同神社には例年、年明けから10日間で10万人以上が訪れる。安心して参拝してもらうため、必要な対策法を把握しようと実施した。

 アンケートはインターネット上で実施。初詣で不安に思うことやおみくじ、ご祈祷(きとう)の際の対策などについて、10の設問を用意した。それぞれ三つの選択肢から回答を選んでもらう方法で尋ねた。

 設問内容の検討には、佐野市の賀茂別雷(かもわけいかづち)神社と那須塩原市の乃木神社が協力。会員制交流サイト(SNS)も活用してPRし、6日からの2週間で886件の回答を得た。

 「不安に思うこと」の設問では「混雑による参拝者同士の距離」との回答が73・6%。「ホームページ(HP)などでリアルタイムに境内の状況を映像で把握できるなら」の問いでは「事前に確認しておきたい」「おそらく確認する」が合わせて88・5%に上った。

 これを受け、大前神社は年末までに境内でのライブカメラ設置を決めたほか、混雑を避けるための方法を検討している。根本直樹(ねもとなおき)権禰宜(ごんねぎ)(37)は「適切な対策を取り、すがすがしい気持ちで参拝してもらえるように努力したい」と話した。

 アンケート結果は今後、神社のHPなどで公開する予定。