暑さ寒さも彼岸まで、とは言うけれど、昨年の県内は秋分の日以降もまだ暑かった。県央、県南では2週間近く夏日、真夏日が続き、佐野で最後に夏日を観測したのは10月20日だった▼今年はどうなるのか。台風12号が過ぎ去った後は、平年より高めの気温を見込む長期予報もある。休養やリフレッシュのため連休が欲しいのだが、今年の10月は祝日がない▼予定されていた東京五輪に対応して、スポーツの日(体育の日)が7月に移ったためだ。体育の日ができたのは1966年だから、55年ぶりに旗日のない10月となる。毎年あるものがないのは損した気分である▼とはいえ季節が進めば、確実に行楽や屋外スポーツに絶好の陽気となる。観光、飲食など、コロナ禍で疲弊した業者には、待望の立て直しの機会となるであろう▼猛暑から解放され、長く巣ごもりを強いられた反動もある。9月の連休の様子からしても、遠出したがっている人が多いのは明らかだ。何より「Go To トラベル」は東京都も対象になり、「Go To イート」も始まる。少しでも多くの人に本県に来てほしい▼事業所や勤め人に求められるのは、できる限り平日に休ませる、休むこと。その上で外に出て足を延ばすことは、社会のためであり、自分のためでもある。ただ、コロナ対策はお忘れなく。