サツマイモの収穫を通して土に触れる楽しさを味わえる「観光いも掘り農園」が栃木市藤岡町地区の三つの農園で開かれている。
藤岡町甘藷(かんしょ)組合が耕作放棄地対策として40年以上前に始め、毎年実施している。今年は3軒の農家が計1ヘクタールほどの畑にホクホクした食感のベニアズマとしっとりしたベニハルカを栽培した。
秋の実りを掘り出そうと、連日、家族連れなどでにぎわっている。22日に藤岡町大前の小堀農園を訪れた栃木市、渡辺正輝(わたなべまさき)ちゃん(4)は「楽しかった。いっぱい取れた」とほくほく顔だった。
来月31日まで。1グループ3株600円。申し込みは各園へ。軍手を持参する。