船村さんの誕生日に開かれたコンサートで熱唱する鳥羽一郎さん(中央)ら内弟子五人の会=12日午後、日光市今市

 昨年2月に84歳で亡くなった塩谷町出身の作曲家船村徹(ふなむらとおる)さんの追悼コンサート「船村徹を歌い継ぐ~演歌巡礼in日光」が12日、日光市今市の「道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣」多目的ホールで開かれた。この日は船村さんの誕生日で、日の目を見なかった曲をしのぶ「歌供養」を毎年開いていた特別な日。出演者らは船村さんの遺志を継ぐ思いを新たにしていた。

 鳥羽一郎(とばいちろう)さんらによる「内弟子五人の会」が主催し、1部、2部を合わせて約700人が来場した。

 特別な日のステージに臨んだ鳥羽さんは「この日のコンサートは毎年恒例にしたい」と語り、弟弟子たちとともに「兄弟船」「王将」「みだれ髪」など船村さんが手掛けた名曲を次々と披露した。

 特別ゲストとして大月(おおつき)みやこさんも登場し、最後は内弟子5人で船村さんをモデルにした「師匠(おやじ)」を熱唱。鳥羽さんは「日本国中で先生の歌が歌われない日はない。先生の残した歌をいろいろな所で歌うのが一番の供養になると思う」と話していた。