南極で観測棟建設へ 隊員に選任された後閑さん、知事を表敬

 第59次南極地域観測隊員に選任された宇都宮市戸祭町、栃木ミサワホーム社員後閑洋希(ごかんひろき)さん(42)が11日、福田富一(ふくだとみかず)知事を表敬訪問した。

 昭和基地ではミサワホームが3年がかりで「基本観測棟」の建設を進めており、組み立て作業などを担当する予定。佐藤郭行(さとうあつゆき)社長と県庁を訪れ、後閑さんは「歴史に残る建物を造りたい」と意気込んだ。

 基本観測棟は気象観測に使われる。後閑さんはグループ会社の社員と共に、組み立ての最終工程を担当し、建物を完成させる。

 第59次隊は73人編成。11月下旬に空路で出発し、オーストラリアで南極観測船「しらせ」に乗り込み、昭和基地で活動する。本県からは54次隊に栃木市在住の自動車関連会社員が選ばれたほか、48、50次各隊でも電気設備関連会社員らが南極に行っている。