ずらりと並び境内を照らす灯ろう=24日午後6時50分、日光市今市

 日光街道と例幣使街道の分岐点に位置する栃木県日光市今市の追分地蔵尊で「千灯供養祭」が24日、始まった。ずらりと並んだ灯籠が夜の境内をほんのり照らしている。

 地蔵盆に合わせて毎年9月24、25日に開催。地域住民らが先祖の供養や交通安全などの願いを込めて灯籠を奉納する。今年は県内外から奉納された約180個の灯籠が境内につり下げられた。

 この日は午前中に法要が行われ、日没後から参拝者が続々と来訪。地蔵尊前の大ろうそくから灯籠に火を移し、境内に飾っていった。毎年奉納している同市今市、看護師高村久子(たかむらひさこ)さん(54)は「自分や家族の健康、今年は新型コロナウイルスの収束も願いました。揺らめくろうそくが幻想的で癒やされます」と話した。

 25日夜も灯籠に火がともされる。