吉川さんの話を聞く生徒ら

 【壬生】町内の2中学校で15日、全学級と相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所をつないだオンライン講演会「『はやぶさ2』の世界初の挑戦とその結果」が、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って開かれた。

 講師は、栃木市出身で小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションマネージャ吉川真(よしかわまこと)准教授(58)。小菅一弥(こすげかずや)町長と栃木高時代の同級生という縁もあり、講演することになった。

 吉川さんは、はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウの写真などを画面に映しながらミッションについて説明。はやぶさ2がリュウグウに金属の衝突体をぶつけて人工クレーターをつくり、地下物質の試料を採取したことなど、数々の世界初の挑戦とその困難さについて語った。さらに、「いろんな人の力を合わせて達成できた」と話し、協力することの大切さを伝えた。

 壬生中3年白寄彩音(しらよりあやね)さん(15)は「吉川さんたちが日々新しいことに挑み続けていることが分かった。私もその行動力を見習いたい」と話した。

 町内の中学校では、夢を持ってたくましく生きる人づくりを目指し、さまざまな講師を招いた講演会を毎年開催している。例年は各学校の体育館で開くが、今回は新型コロナウイルス感染症対策と熱中症防止のため、各教室で実施した。