第73回秋季県高校野球大会兼関東地区大会県予選(下野新聞社など後援)第4日は18日、県営、清原、とちぎ木の花スタジアムの3球場で2回戦6試合を行い、文星芸大付、作新学院、宇都宮短大付、足利大付、石橋のシード勢とノーシードの那須清峰が3回戦に進んだ。
文星芸大付は小刻みに加点して8-1で鹿沼商工に八回コールド勝ち。宇都宮短大付は二回までに8点を奪い、七回コールドで矢板東を下した。足利大付は上原颯太(うえはらそうた)が3安打4打点の活躍で打線を引っ張り、足利との同地区対決を7-4で制した。
作新学院は鹿沼東に苦戦したが、2点を追う七回、小口莉央(こぐちりお)の2点適時二塁打と田代健介(たしろけんすけ)の中犠飛で逆転に成功し、5-2で辛勝した。石橋は0-1の九回1死満塁から深澤澪(ふかさわれい)が逆転の2点適時打を放って2-1で宇都宮商に競り勝った。那須清峰は3人の継投でピンチをしのぎ、6-4で粘る宇都宮を振り切った。
大会第5日は19日、同会場で2回戦6試合を行い、昨秋王者の青藍泰斗が登場する。