新たに作製した須花トンネルのカード

県企業局が19日に配布を開始する「発電所カード」

新たに作製した須花トンネルのカード 県企業局が19日に配布を開始する「発電所カード」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ観光需要の回復を支援し、周遊につなげようと、県は19日からのシルバーウイークに合わせて橋やダム、発電所などのインフラカードを無料配布する。

 県土整備部は、「橋・トンネル」「公園」と、通年配布している「ダム」「マンホール」の4テーマ計42種類を配布する。2018、19年にはJRグループの「栃木デスティネーションキャンペーン」に合わせて期間限定で配布しており、今回は第3弾となる。

 橋・トンネルカードのうち10種類は土木学会認定の「とちぎの土木遺産」を題材に刷新。佐野、足利両市をつなぐ須花トンネルや鬼怒川に架かる鬼怒大橋など7種類を初めて作製したほか、晩翠橋(那須塩原市)など3種類の情報を更新した。

 カードホルダーもリニューアルし、テーマごとにインフラカードを半分以上集めると入手できる(ダムカードホルダーを除く)。配布はいずれも21年3月31日まで。県道路整備課の担当者は「カードの配布を契機にインフラ自体が観光資源になり、多くの人が愛着を持つようになってほしい」としている。配布場所などは県のホームページで確認できる。

 県企業局も同局が管理する発電所のうち、川治第一発電所▽川治第二発電所▽風見発電所▽板室発電所▽深山発電所▽足尾発電所▽東荒川発電所▽木の俣発電所▽小網発電所-の9施設の「発電所カード」をそれぞれの施設で配布する。

 写真のほか、発電方式や最大出力、供給電力量などを記載。発電所近くのダム管理所や道の駅、施設見学会などで1人1枚ずつ配布する。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止していた同局の「ダムカード」も19日から配布を再開。同局の担当者は「発電所や電気事業をより身近に感じてもらいたい」と話している。