日差しに輝くヒガンバナ=18日午前11時10分、鹿沼市中粟野

 栃木県鹿沼市中粟野の粟野川沿いに群生しているヒガンバナが、季節と呼応するように鮮やかな赤色となってきた。19日は彼岸入り。

 群生地は、中入粟野むらづくり推進協議会が運営する農産物直売所「遊(ゆう)の郷(さと)」の東側にあり、広さ約1万平方メートル。回遊できる散策路が整備されている。

 昨秋の台風19号で粟野川が増水。群生地は1、2メートル浸水し、がれきや土砂などが堆積した。毎年、草刈り作業などに取り組む同推進協のメンバーはきれいな群生地を取り戻そうと、がれき、ごみ、土砂を取り除く奉仕作業を行い、彼岸を前にロープ張りなどをした。

 好天に恵まれた18日は、被写体を求めた多くの写真愛好家らが足を運んだ。

 同推進協の岩出正行(いわでまさゆき)会長(67)は「例年より1週間ほど遅れているが、あと数日で一挙に咲くと思う。彼岸に間に合った。来週いっぱいが見頃になるのでは」と話している。