いけすに移したホンモロコを眺める高瀬さん

 【小山】高級淡水魚として知られるホンモロコの今季初水揚げが17日、黒本、農業高瀬孝明(たかせたかあき)さん(74)方の養殖池で行われた。道の駅思川で26、27の両日行われる新米販売会にあわせ、活魚のまま1キロ3千円で販売される。

 ホンモロコはコイ科の小魚で体長は5~7センチ。本来は琵琶湖の特産だが、近年は関東でも養殖が進んでいる。市内では4軒の農家が休耕田を養殖池に改良し、年間500~600キロ生産している。

 高瀬さん方では5年前に養殖を初め、昨年は220キロ生産した。池には近くを流れる思川の伏流水を引いている。この日は約30キロを網ですくい、地下50メートルの井戸からくみ上げた深層水を張ったいけすに移した。1週間ほど餌を与えずに泥を吐かせてから出荷するという。

 今年は8月の気温が高く、養殖池の水温管理が難しかったという。例年よりやや小ぶりだが、天ぷらや煮付けにするにはちょうどよい大きさ。高瀬さんは「この時季は骨も柔らかくておいしい。ぜひ食べてみてください」と話していた。