季節外れの花を咲かせる思川桜

 【小山】毎年4月中旬に見頃を迎える市の花「オモイガワザクラ(思川桜)」が、市内の数カ所で季節外れの花を咲かせている。

 下生井のなまいふるさと公園では17日、園内の数本が1本当たり5~20輪の花を咲かせていた。このほか外城の小山総合公園や思川堤防沿いなどに植えられた一部が花を付けている。

 植物の生態などに詳しい県立博物館の星直斗(ほしなおと)特別研究員によると、開花を抑制させる作用がある葉が風雨などで大量に落葉することで抑制が外れ、秋にも開花することがあるという。星さんは「思川桜は秋咲きの種が掛け合わされた品種。その性質が残っているのかもしれない」と話していた。