アマビエの木彫に触れ、興味深げに鑑賞する園児たち

 【茂木】町内の作家たちがふみの森もてぎで観覧を予約制で開いている展覧会「2020もてぎの秋の作品展『だれもみれない』」(茂木作家協会主催、22日まで)を、同協会の招きで15日、茂木中央認定こども園と逆川保育園の園児たち32人が団体鑑賞した。園児は疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」の彫刻などに触れ、歓声を上げた。

 アマビエは特別招待作家の彫刻家安藤栄作(あんどうえいさく)さん=奈良県在住=の木彫作品。立ち姿や泳ぐもの、髪を長く伸ばしたものなどユーモラスなバリエーションが数体展示されている。

 作品に触ることを許された子どもたちは、手おので削ったギザギザの木肌に触れ、感触や形を確かめた。園でアマビエの塗り絵を描いて予習していた園児たちの中には「アマビエは優しいんだよ」などと解説する子もいて、アマビエはすっかり人気者になっていた。

 松崎融(まつざきとおる)代表は「子どもの頃からこういう場に出入りすると、大人になっても見に来てくれる。こういう良い施設をうまく使っていければ」と話した。