定例記者会見に臨む福田知事=15日午後、県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は15日の定例記者会見で、政府の観光支援事業「Go To トラベル」に来月から東京都が追加される方針について「歓迎すべきだが、もろ手を挙げてではない。受け入れ側はこれまで以上に注意が必要」とし、新型コロナウイルス感染防止対策の一層の必要性を強調した。

 東京からの宿泊客が20%を占める現状などを示した上で「首都圏抜きでは商売できない。来る側も安易な気持ちでは来ないでいただき、秋を楽しんでもらいたい」と述べた。

 県内感染者が14日に最多の21人に上ったことに関しては、県の機動調査チームの派遣など対応を説明。「今回、三つの密の回避など基本的な感染防止対策の徹底があまりなされていなかった。県民には引き続き対策に取り組むようお願いしたい」と呼び掛けた。

 一方、自民党総務会長に本県選出の佐藤勉(さとうつとむ)氏が就いたことを受け「さらに県の課題、国への要望が届きやすくなったのではと思う」と期待。菅義偉(すがよしひで)総裁には「地方創生のために規制緩和や撤廃を期待する」と話した。