県内の六代目山口組と神戸山口組の対立が原因とみられる事件

 全国で指定暴力団六代目山口組と神戸山口組の対立抗争が激化する中、県内でも2月以降、両団体による衝突とみられる事件が2件発生したため、県警は警戒を強めている。県警は「両団体の動向は予断を許さない。情報収集を強化し、小さな事案でも見逃さないよう取り締まりに力を入れる」としている。

 警察庁の発表資料によると、六代目山口組と神戸山口組は2015年8月に分裂。同庁は翌16年3月、両団体が対立抗争の状態にあると判断し、各都道府県警に集中取締本部を設置した。19年には兵庫県で、神戸山口組系幹部が自動小銃で殺害される事件が起きるなど、両団体の対立は激化。兵庫県などの公安委員会は、両団体を「特定抗争指定暴力団」に指定し、活動を厳しく制限している。