障害者が手掛けた芸術作品が並ぶ会場

 【宇都宮】障害者が制作した芸術作品を審査する「わく・わくアートコンクールinうつのみや」の応募作品の展示会が12日、市文化会館展示室で開かれた。水彩画や造形物など、過去最多の応募作品全206点が個性豊かに会場を彩った。

 コンクールは、市内の障害者支援施設の利用者や特別支援学校の児童生徒などが対象。障害者の社会参加を促すとともに、障害者の芸術活動について広く知ってもらおうと、2010年から市が主催している。

 今回の応募数は、これまで最も多かった15年、19年の180点を上回った。市障がい福祉課の担当者は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ「発表の場が少なく、作品を見てほしい人もたくさんいたはず。外出できない分、制作に力を注いだのだと思う」と推し量った。

 11日の審査会で市長賞に輝いたのは、色とりどりの水風船を描いた市内男性の水彩画。鑑賞した宝木本町、主婦(51)は「なんだか目を奪われる」と見入っていた。

 11月からは、コンクールの入賞作品30点を展示する巡回展が市内で始まる。初回は同6~8日、道の駅うつのみやろまんちっく村で開催する。