県高校新人スポーツは12日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎ(県総合運動公園陸上競技場)ほかで行われ、陸上男子1500メートルで滝澤愛弥(たきざわまなや)(佐野日大)が3分55秒39、女子100メートル障害で中里百葉(なかざとももは)(白鴎大足利)が14秒34の大会新をマークして優勝した。相撲団体は黒羽が4年連続22度目の栄冠に輝いた。
2年の滝澤は積極的に集団を引っ張り、残り800メートル付近から後続を引き離し、大会記録を0秒62塗り替えた。昨年の中学女王の中里はしなやかなハードリングで従来の記録を0秒04更新。女子棒高跳びでは藤巻優来(ふじまきゆうら)(大田原女)が3メートル11の大会タイ記録で頂点に立った。
2校の出場となった相撲団体は黒羽が矢板に3-0で完勝。黒羽勢同士の対戦となった個人無差別級決勝は、1年の相馬伸哉(そうましんや)が2年の木村丈一郎(きむらじょういちろう)を寄り切りで破り、初の王座に就いた。