競技専門部の委員らが安全対策などを確認した県高体連の第3回危機管理委員会=11日午後、宇都宮市内

 安全な競技会運営と危機意識の向上などを目的とした県高校体育連盟(県高体連、丸茂博(まるもひろし)会長)の第3回危機管理委員会が11日、宇都宮市の県武道館会議室で開かれ、12日に同連盟の主催大会が再開されるのを前に熱中症指数計を全競技専門部に配布したほか、新型コロナウイルス対策を改めて確認した。

 定通部を含む全36競技専門部のうち31専門部と県教委の関係者ら委員36人が出席。出席者は同連盟や各専門部がまとめた感染防止ガイドラインを再確認するとともに、各競技団体が開いた「代替大会」の感染対策などの情報を共有。12日から開かれる県高校新人大会については参加者を含む関係者は、県高体連作成の「健康確認シート」か各競技団体の感染防止チェックシートなどを提出し、感染者が出た際の拡大防止に活用することを確認した。

 さらに熱中症など懸念される危険の回避を目的に、県高体連の事業費の一部を活用した各専門部への支援策も発表。携帯型の熱中症指数計や雷探知器が配布されたほか、消毒液などの購入支援を目的に一大会一律5万円を支給することになった。

 柔道専門部の関口敬(せきぐちたかし)委員(47)=黒磯高=は「他団体の感染対策を聞けたのは有意義だった。開催への不安はあるがしっかり準備したい」と表情を引き締め、県高体連の渡辺伸夫(わたなべのぶお)理事長(50)は「大会が半年ぶりの競技もある。コロナウイルス以外にも可能な限り安全対策を講じていきたい」と語った。