栃木いのちの電話 受信と自殺傾向の相談件数

 「栃木いのちの電話」(青木勲(あおきいさお)理事長)が2019年に受信した相談は2万3911件だったことが11日までに、事務局のまとめで分かった。10月の台風19号で電話を受けられない日が2日あったことなどが影響し、前年より1022件減少した。栃木いのちの電話は今月、開局から40年の節目を迎える。

 19年の受信件数は、宇都宮が2万120件で、足利分室が3791件だった。自殺をほのめかす「自殺傾向」の相談は2927件で、全体の12・2%だった。前年比466件減で5年ぶりに3千件を割り込んだ。大橋房子(おおはしふさこ)事務局長は「自殺傾向の数は少なくなったが、『今すぐ死にたい』というわけではなくとも、瀬戸際にいる人は多い」と話す。