「市民アンケート」 現時点と将来の困り事

 栃木県小山市は10日までに、新型コロナウイルス感染症が市民生活に及ぼす影響を調べた「市民アンケート」の結果をまとめた。困り事のトップは外出時の制限で、多くの市民が感染防止策を講じながらの外出に不自由を感じている。将来的な仕事への影響を不安視する市民が増えている実態も浮き彫りとなった。

 アンケートは7月6~20日の14日間、市内に在住か通勤通学している人を対象とし、市ホームページなどから回答を募った。「収入の減少」「外出時の制限」「働き口がない」といった13項目の困り事について、「(緊急事態宣言などで活動を自粛していた)アンケート実施以前」「現時点」「将来」の3時点でそれぞれ該当項目を複数回答で聞いた。回答者は738人で、30~40代が6割を占めた。

 マスク着用や「3密」回避などの「外出時の制限」を挙げた人は、アンケート実施以前で60・4%、現時点で50・1%、将来で53・9%。いずれの時点でも最多だった。

 アンケート実施以前では「マスクなどの衛生用品が入手できない」(60・3%)、現時点では「運動機会の減少」(30・9%)、将来は「収入の減少」(53・3%)が続いた。

 現時点と将来との比較で増加幅が大きかったのは、仕事に関する項目。「失業」は現時点で1・1%だが、将来は14・0%となっている。現時点では3・5%の「働き口がない」も将来は14・2%となるなど、多くの人たちが仕事への悪影響を懸念している。