富屋地区の名所に設置された案内板

 【宇都宮】まちの歴史を知ってもらおうと、富屋地区まちづくり連絡協議会(舘野常利(たてのつねとし)会長)はこのほど、地区の名所12カ所に案内板を新たに設置した。文化財指定されてない史跡を中心に「地域の宝」の魅力を発信している。8日には同地区のボランティアガイド養成講座が開かれ、参加者約20人が案内板の解説を見ながら、名所を巡った。

 同協議会は本年度、地区の魅力を発見・発信するための新事業として、案内板作りを始めた。

 案内板は縦40センチ、横60センチ。安土桃山時代に築かれた宇都宮氏の支城「徳次郎城(とくじらじょう)」、江戸時代に日光街道の宿場町として栄えた「徳次郎宿(とくじらしゅく)」、富屋地区で初めて開かれた学問所「私塾明王院(しじゅくみょうおういん)」といった史跡のほか、切り立つ断崖が特徴の「御岳山(おんたけさん)」のような自然物などの歴史を解説している。

 ボランティアガイド養成講座は、富屋生涯学習センターが主催した。この日は徳次郎宿跡や徳次郎城跡など6カ所を訪ね、参加者は案内板の内容をメモしたり、写真を撮影したりしていた。