県内上半期の刑法犯認知件数と検挙率

 2020年上半期(1~6月)の刑法犯認知件数は前年同期比829件減の4715件だったことが9日までに、県警刑事総務課のまとめで分かった。戦後最少だった19年を下回るペースで推移している。例年、7割以上を占める窃盗犯が減少し、特に自転車などが盗まれる被害の大幅減が総数を引き下げた。一方、検挙率は4・0ポイント減の38・6%だった。同課は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などで、人出が減ったことが減少の一因とみている。

 6種類に分類した罪種別にみると、5罪種で前年の件数を下回った。このうち窃盗犯は571件減の3652件。中でも自転車や自動車などが被害に遭う乗り物盗は、362件減の631件と減少幅が大きかった。特に学生が自転車を盗まれる被害が減少しており、学校休業などが影響した可能性もあるという。