新たな百貨店の在り方などについて語る東武宇都宮百貨店の守社長=7日午後、宇都宮市

 新型コロナウイルスの感染拡大で百貨店経営が打撃を受ける中、東武宇都宮百貨店(宇都宮市宮園町)の守徹(もりとおる)社長は8日までに下野新聞社の取材に応じ、ウィズコロナ時代の新しい百貨店の在り方を模索していく考えを示した。来店者数ではなく、客単価や購買率の向上を目指し、「前年比80%の来店者数でも、前年と同じ売り上げになるビジネスモデルを作っていかなければならない」と強調した。感染防止策を徹底した上で、一定の収益が見込める催事の開催方法も検証するとした。

 同百貨店は4月、国の緊急事態宣言や県の緊急事態措置に基づく休業要請を踏まえ、県内の全3店舗を同月20日から5月13日まで、食品フロア以外を臨時休業とした。休業や客足の減少などが影響し、上期(3月~8月)の売り上げは前年同期比73%に落ち込んだ。