皆伐で里山再生 グリーントラストうつのみやが17日報告会 宇都宮

 【宇都宮】樹木が密生していた海道小北側の樹林地を再生しようと、財団法人グリーントラストうつのみやが皆伐後に始めた植樹などの活動が今年10年目を迎えた。皆伐でいったん何もなくなった樹林地は現在、コナラやクヌギがすくすくと成長。ヤマユリなどの山野草も育ち、鳥や虫が訪れる豊かな里山へと生まれ変わった。その姿と再生のプロセスを知ってもらおうと同会は17日、現地で皆伐再生報告会を開く。

 同校北側に広がる樹林地は約5千平方メートルあり、かつてはアカシデやサワラなど樹齢50年ほどの木々が密生する暗い森だった。そんな中、森の再生事業が地主に了承され、同トラストがボランティアグループ「海道の林づくりを楽しむ会」を結成し、活動を始めた。

 同会の諏訪秀夫(すわひでお)会長(75)=石井町=によると、会員らは2006年から手作業で伐採を始め、約1年半かけて約200平方メートルを皆伐した。

 併せて牛乳の紙パックで作ったポットでコナラやクヌギの苗木を育て、伐採エリアに植樹したのは08年4月。その後、エゴノキやヤマブキなど20種類の苗木も植え込んだという。

 最初の数年は、苗木が雑草に負けないよう下刈りを丹念に行ったほか、間引きと枝打ちを実施。皆伐エリアをさらに100平方メートル拡充もした。

 希望者は電話で、グリーントラストうつのみや事務局(市緑のまちづくり課内)に申し込む。参加は歩きやすい服装で。無料。

 (問)同事務局028・632・2559、諏訪会長090・8945・6781(雨天時など当日)。