製作したステッカーを手にするパクトーの3人

ライブハウスなどの運営を支援するステッカー

製作したステッカーを手にするパクトーの3人 ライブハウスなどの運営を支援するステッカー

 新型コロナウイルスの影響で運営が厳しい栃木県内のライブハウスなどを応援しようと、宇都宮を拠点に活動するインディーズのハードコアバンド「PAKU-TOH(パクトー)」がドネーションステッカーを作った。ドネーションは英語で「寄付」の意味。8月以降、ライブハウスやミュージックバー8カ所にそれぞれ125セットを無償提供しており、売り上げを各施設の運営費に充ててもらうという。

 バンドは県内出身の3人で構成。2013年から県内外のライブハウスで活動している。新型コロナウイルス感染症が拡大した3月以降、ライブの延期や中止が相次ぐ中、「これまでの活動を支えてくれた人たちに恩返しがしたい」と、今回の取り組みを企画した。

 デザインはウッドベース・ボーカルのタクさん(48)が考案。宇都宮などの市外局番「028」とLOCALの文字を合わせ、「地元を救おう」という意味を込めた。

 ステッカーは1枚500円。「HEAVEN’S ROCK宇都宮」(宮園町)、「宇都宮HELLO DOLLY」(伝馬町)、「足利ライブハウス大使館」(足利市借宿町)など同バンドがゆかりのある音楽施設で販売している。

 ステッカーの提供を受けたレコード店「スノーキーレコード」(宇都宮市江野町)の竹澤政明(たけざわまさあき)オーナー(49)は感謝とともに「アーティストたちと音楽が楽しめる場を守っていきたい」と語った。

 ギター・ボーカルのカツさん(50)とドラムのジャンクさん(35)は「それぞれ応援したいライブハウスで購入してもらいたい」と話している。