【鹿沼】鹿沼商工会議所はこのほど、プレミアム率30%の「かぬま飲食店・お店応援プレミアム付き商品券」の利用開始から1カ月経過したため、取扱店に緊急アンケートを実施した。「今回の商品券効果」の質問に全体の58%、飲食店だけで見ると89%が「利用者が増えた」と回答した。

 商品券取扱店261店のうち飲食店46店、小売店など94店の計140店から回答があった。

 「今回の商品券効果」について、全体では81店、飲食店のみでは41店が「利用者増」と回答。「変わらない」は全体で59店、小売店では5店のみだった。

 「前年同月(7月)と比較しての売り上げ」については「減少」が全体では6割にあたる83店、「変わらない」が30店、「増加」が25店だった。

 飲食店のみに質問した「飲食店専用券は売り上げ増につながったか」に対しては、回答した46店のうち35店が「売り上げ増になった」、「変わらない」が7店、「売り上げ増にならなかった」が4店だった。飲食店からは「新規の客が増えた」「飲食店専用券は使いづらいという声があった」「換金手数料がかからず助かる」などの声があった。

 今回の商品券は、新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが落ちている飲食店や小売店を応援するため、市の協力を得て販売。国、県、市の給付金や特別融資などを申請した店が対象で、一部の食品スーパーや量販店では使用できない。共通券のほか飲食店専用券を発行した。

 同商議所の担当者は「新型コロナで影響が出ている飲食店などのために特化した初の試みだった。利用者にとって使いづらい面もあるが、一定の効果が出たと思う」と分析している。

 7月27日から10月末までが利用期間。11月にも第2弾のプレミアム商品券の発行を予定している。