約30人が参加した秋のWEB陶器市の出品者向け説明会

 【益子】新型コロナウイルスの影響で春に続き秋も陶器市をウェブ版で実施することにした益子WEB陶器市実行委員会(塚本裕昭(つかもとひろあき)委員長)は、開催期間を10月31日~11月10日の計11日間にすることを決めた。出品者は本県か茨城県で制作する作家・窯元と町内の販売店に限定し地域色を鮮明にするほか、出品アイテム数も作家らが自ら商品情報を登録する場合は上限を設けず拡充させ、目標販売額の5千万円を目指す。

 初めて試みた春の陶器市WEB版(4月29日~5月20日)には、町内外の作家・窯元と販売店154事業者が計2010アイテムを出品。期間中のアクセス数は約56万6千件に及び、販売総額(消費税・送料込み)も約4700万円と「当初の目標を大きく上回った」(実行委)という。

 春の出品者アンケートや購入者の意見などを踏まえ、実行委は秋のWEB陶器市に出品できる対象者をより地域性を前面に打ち出すため本県か茨城県の作家らに初めて限定。町と同県笠間市が共同申請し認定された日本遺産「かさましこ ~兄弟産地が紡ぐ“焼き物語”~」も念頭に置いた。

 春は1事業者当たり最大15点に限定したアイテム数も、自身で作品を写真撮影するなどしてサイトに登録した際は無制限とし、手続きを実行委に代行してもらう場合でも50アイテムに増やした。

 出品者向けの説明会が益子駅舎で9日まで開かれており、7日午前は町内の作家ら約30人が出席。運営事務局でプロジェクト統括を務める水野大人(みずのひろと)さん(39)が春の結果や秋の出品プロセスなどを伝えた。

 参加した町内在住の作家えきのり子(こ)さんは「春は出品しなかったが、購入者の継続性などもあるようなので、秋はWEB版の活用を検討してみたい」と話していた。