発見されたシロマダラ

 夜行性で目撃されるのが珍しいことから「幻のヘビ」とも称されるナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類「シロマダラ」が4日、栃木県佐野市作原町の民家で見つかった。

 発見したのは、同所、パート従業員影山渡(かげやまわたる)さん(64)。明け方に自宅の玄関先で動いているのを見つけて捕まえた。「シロマダラのことはテレビやネットニュースで知っていたので、もしかしたら本物かもしれないと興奮した」と話した。

 県立博物館の林光武(はやしてるたけ)学芸部長(57)は「黒とピンクがかった白のまだら模様という特徴から、シロマダラに間違いない」と見る。シロマダラは平野部から山地まで県内に広く分布しているが、餌となるトカゲ類の生息状況の悪化を考慮し、県レッドデータブックで「要注目」に分類されている。

 捕獲されたシロマダラは体長約61センチ。外に放すと、元気よく山に帰っていったという。