バックスの昨季アジアリーグ最終戦=2月16日、日光霧降アイスアリーナ

 アイスホッケーのアジアリーグは4日、新型コロナウイルスの影響で、来年1~4月の開催を目指していた2020-21年シーズンの開催を見送ると発表した。レギュラーシーズンの中止は03年のリーグ発足以来初めて。今後は来年3月末からトーナメント方式などによる代替大会の実施を目指すほか、各国単位で新たな大会の開催も検討する方針。

 今季は日本、韓国、ロシアから計8チームが参戦する予定だったが、3カ国間の渡航制限や入国後の自主隔離期間の設定が解除されていないことに加え、韓国などでアリーナを使った興行が実施できない地域があることなどから判断した。例年のシーズンは9月ごろに開幕してきたが、今年は7月に年内開催を断念し、来年1~4月の短縮開催を検討していた。

 リーグの開催を巡っては昨季のプレーオフ(PO)決勝がコロナ禍で中止になったほか、10-11年シーズンのPO決勝も東日本大震災の影響で中止になった例がある。

 HC栃木日光アイスバックスなど国内5チームは10月10日から、年内の代替大会として4回戦総当たりの「ジャパンカップ」を開催する。バックスの土田英二(つちだひでじ)チームディレクター(46)は「今の状況では致し方ない。来年の代替案に期待しつつ、ジャパンカップに向けて準備したい」と話した。