マスク用の生地を裁断する学校家庭クラブの役員(提供写真)

 【佐野】佐野松桜高家政科の学校家庭クラブはこのほど、地域交流の一環として石塚町の特別養護老人ホーム「明水の里」に入浴介助用のマスク約50枚を贈った。

 同クラブは家政科の全生徒119人が会員となり、裁縫や調理など同科の専門性を生かしながら地域との交流を進めている。本年度は同校近くの明水の里職員から、「入浴介助で不織布マスクをしているとぬれてしまい息苦しい」という話を聞いたため、役員22人を中心にマスクの製作に取り組んだ。

 試作を重ね、使用する生地は伸縮性があり水着などにも使われるハイテンションニットを選択。教員に試着してもらい付け心地のアンケートをとりながら縫製を進めたという。

 同クラブ会長の3年藤掛沙紀(ふじかけさき)さん(17)は「伸縮性のある生地だけにカットや縫製は難しかったが、その分勉強にもなった。職員の皆さんの感想を聞きながら改良を加え、また贈りたい」と話している。