展示会場入り口に入場規制のテープを張り、通常の展覧会でないことをアピールしている

 【茂木】新型コロナウイルスの影響で発表機会が減っている町内の作家たちが、観覧を予約制で行う展覧会「2020もてぎの秋の作品展『だれも みれない』」(茂木作家協会主催)が4日、ふみの森もてぎで始まった。22日まで。

 「3密」や「不要不急」の回避を強いられる現状を憂い、自由に観覧できない作品展示を行うことで、アートが置かれた現状も感じてほしいというメッセージを込めている。目立つ表示で入場規制を行い、通常の展覧会でないことを入り口でアピールしている。

 友人と2人で来た茂木、池上京子(いけがみきょうこ)さん(88)は「『だれもみれない』と言われ、逆に何をやっているんだろうと思った」と話した。同協会代表の松崎融(まつざきとおる)さん(75)は「いつにも増して真剣に見てくださる印象。見せ方が新鮮なのかもしれない」と話した。

 会員7人が陶芸、絵画、木漆工芸の各ジャンルの作品約60点を展示。特別招待作家の彫刻家安藤栄作(あんどうえいさく)さん=奈良県在住=は木をおので削った存在感あるアマビエの彫刻4点を中心に8点を展示している。作品の大半は販売している。

 観覧予約は専用電話(090・3450・8821、午前10時~午後8時)か予約メール(daremomirenai@gmail.com)で受け付ける。同館に直接来場した場合は、感染防止のため観覧者の名前、連絡先等を記入すれば入場できる。