山間部に位置する旧久我小。2、3階が准看護学校として利用されている

 【鹿沼】御成橋町にあった上都賀郡市医師会付属准看護学校が、昨年3月に閉校した上久我の旧久我小校舎に移転し、このほど運営を始めた。移転には公共施設の利活用を促進する市の公共施設等民間提案制度を利用。同校関係者は「自然に囲まれ、教育には最高の場所」と話している。

 市は昨年、人口減少、少子高齢化が進む市西部の加蘇地区にある複数の遊休不動産の利活用について、民間活力を導入する対話型市場調査を実施。その結果、老朽化が進んだ准看護学校の移転を検討していた上都賀郡市医師会と今年4月、同小について賃貸借契約を結んだ。

 同医師会は一部改修をしたが、基本的にはほぼ閉校時の状態。8月24日から運営を始めており、旧音楽室は視聴覚室、旧理科室は図書室、オープンスペースは広々とした実習室として、それぞれ再活用している。