県教育委員会定例会が7日、県庁南別館で開かれ、3日の第2回那須雪崩事故検証委員会の結果が報告された。教育委員からは、指導者の資質を問題視する声や報告体制の在り方などに注文をつける意見が相次いだ。

 県教委事務局の担当者は検証委員からの報告として「事故に遭った1班は生徒から『前に進みたい』と言われ、当初予定していた樹林帯を抜けて天狗(てんぐ)の鼻下方の岩を目指し前進した」「過去の講習会でも終了後に報告書が作成されていない」などと説明した。

 岡直樹(おかなおき)委員は「『生徒が言ったから』という理由で進むのはあまりにも危険だしずさんだ」と引率教員の対応を批判。「今後は綿密にシミュレーションし、その時々の対応を視覚化できるくらいまでしておかないと、こういう悲しいことが起こる」と述べた。