初公開されたニホンライチョウのひな=3日午前10時50分、那須町大島

 栃木県那須町大島の那須どうぶつ王国は3日、人工繁殖でふ化した国の特別天然記念物ニホンライチョウのひな4羽の一般公開を始めた。同園によると、ひなの展示は全国で初めて。

 4羽は7月10~18日に誕生。現在は一番大きい個体で体重308グラム、体長約30センチまで成長した。

 公開初日、砂利や岩、身を隠すためのササの葉などを敷いて生息地に近づけた飼育スペースで、ひなたちは活発に歩き回り、餌の小松菜などをついばんでいた。東京都調布市から訪れた会社員小山真悟(こやましんご)さん(34)は「ころころしていてかわいかった。元気に育ってほしい」と笑顔を見せた。

 飼育員の荒川友紀(あらかわゆき)さん(28)は「順調に育っている。群れの中での成長を観察し、今後の飼育に生かしたい」と話した。