おいしそうに那須和牛を味わう児童ら

 【那須】新型コロナウイルス感染拡大による外食控えなどで需要が低迷する和牛の畜産農家らを支援しようと、町内の小中学校で2日、那須地域で生産されるブランド牛「那須和牛」を使った給食が一斉に振る舞われた。

 畜産農家支援と児童生徒らに那須和牛を味わってもらう町事業の一環。町農林振興課によると、7月の那須和牛の平均取引価格は約62万8千円で、前年比で10万円以上下落している。

 給食には1キロ当たり8千円の牛肉を使い、児童生徒、教職員計1700食分を無償提供。事業費は1回当たり約70万円で年4回実施。国の地方創生臨時交付金を活用する。県の県産和牛無償提供事業も別に3回予定されており、町内の児童生徒は3月まで毎月1回、和牛給食を楽しめる。

 この日は那須和牛を使ったビビンバが振る舞われ、学びの森小では追加でよそってもらう児童の姿も見られた。1年、大森理玖(おおもりりく)君(7)は「毎日食べられたらもっとうれしいです」とおいしそうに頬張っていた。