400メートルリレーに出場する紫塚小の児童たち

青空の下、800メートル走をスタートするユニホーム姿の児童たち

400メートルリレーに出場する紫塚小の児童たち 青空の下、800メートル走をスタートするユニホーム姿の児童たち

 【大田原】新型コロナウイルスの影響で市や那須地区の小学生陸上競技大会が中止となる中、紫塚小は児童たちの活躍の場をつくろうと、独自の記録会を美原公園陸上競技場で2日間の日程で開催している。8月29日はトラック競技を実施し、5日はフィールド競技を行う予定で、職員総出で運営に当たる。藤原真理子(ふじわらまりこ)校長(56)は「練習を続けてきた自分自身の成長を感じ、自信につなげてほしい」と話している。

 同校は例年、9月の市大会や地区大会に合わせ、7月から期間限定の陸上競技部を結成している。今年入部した5、6年生53人は両大会の中止を受け、目標を記録会に切り替えて毎日のように練習を重ねてきた。

 記録会では児童のモチベーションを高めようと、過去の市大会の記録を参考に金、銀、銅、敢闘の四つの賞を用意。順位にかかわらず、各賞の設定記録をクリアすれば受賞対象とするほか、参加賞も全員に渡す。同部顧問の益子修平(ましこしゅうへい)教諭(33)は「友達と競うだけでなく、自分自身の目標と向き合う機会になれば」と期待する。

 29日は400メートルリレーや短長距離走など6種目を実施。快晴の空の下、児童たちは大会と同様のユニホーム姿で、レーンを全力で駆け抜けた。スタンド席の保護者は、飛沫(ひまつ)感染防止のため、声援の代わりに大きな拍手でエールを送った。

 女子キャプテンの斎須明理(さいすあかり)さん(12)は「リレーで最高記録を更新できたのでうれしい。とても達成感があります」と笑顔。男子キャプテンの宇津野暁(うつのさとる)君(12)は「リラックスして楽しく走れた。記録会を開いてくれた先生たちに感謝しています」と話した。

 5日は走り高跳び、走り幅跳び、ソフトボール投げの3種目を行う。