下野新聞から気になる言葉を探す児童=1日午前8時15分、下野市細谷小

 下野市の「『下野市新聞の日』新聞を楽しむ体験事業」が1日、市内全小中学校15校で行われた。同日付の下野新聞が配られ、約4800人の児童生徒が新聞に触れ、活字に親しんだ。

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 細谷小は「朝の読書」の時間に学年ごとに工夫した授業を行った。6年の教室では、吉野圭亮(よしのけいすけ)教諭(29)が「最初は新聞に親しむことから始めます。ゲーム感覚で楽しんで3文字以上の熟語を探してみよう」と呼び掛けた。

 児童たちは社会面や「しもつけ子どもタイムズ」面などに目を通し、「単身赴任」「絶滅危惧種」「接触冷感素材」などの熟語を探し出した。黒澤茉央(くろさわまお)さん(12)は「新聞は難しいと思ったが、ゲーム感覚なら家でも読めると思った」と話した。

 蓬田(よもぎだ)みどり校長(58)は「新聞を読んで、感想を文章にまとめられるようになってくれれば」と国語力向上に期待を寄せた。

 同事業は児童らに新聞を無償で配布し、活字に慣れ親しむことで読解力を高め、社会情勢にも関心を持ってもらうことを狙っている。市は今回を含め年度内に3回の実施を予定している。