1日午前8時半、栃木市、無職70代女性が「キャッシュカード12枚を盗まれた」と栃木署に届け出た。同署は窃盗事件として捜査している。県警によると、1件の被害でキャッシュカード12枚の被害は、カードをすり替えて盗むなどの「キャッシュカード詐欺盗」の被害としては過去最多。

 同署によると、31日午後6時半ごろ、女性宅に警察官を名乗る男から「銀行の人が暴力団と手を組んで詐欺をしている。キャッシュカードが偽造され詐欺の被害に遭う人がいるので、これからキャッシュカードに封をしに行く」などと電話があった。

 約1時間後、警察官を名乗る男が女性宅を訪れ、キャッシュカード12枚が入った封筒を紙片の束が入った封筒にすり替えられた。

 1日、同署に相談し被害に気付いた。複数の口座から計1110万円が引き出された。県警によると、引き出された額は、今年に入ってからでは2番目に多いという。