日記を手にする箱石さん(右)と宮坂さん=宇都宮市内

 重度障害がありながら約32年間1人暮らしを続ける箱石充子(はこいしみつこ)さん(80)=宇都宮市下栗1丁目=は、支援で関わったボランティアがつづった日記を書籍化し、自費出版することを決めた。約10年間の交流を描いた内容で、年内には完成する予定。  

 箱石さんは1歳ごろの脳性まひの影響で、言語と全身まひの障害がある。18歳で旧馬頭町(現・那珂川町)の実家を出て、福祉施設で生活しながら編み物などの仕事をしていた。

 1人暮らしを始めたのは48歳のころ。宇都宮大付近にアパートを借りた。生活には介助が必要で、支援のためのボランティアは自ら同大の学生らを勧誘した。これまで延べ約400人が関わり、料理や入浴などの介助を担ってきた。