参加者らが恐怖体験などを語り合った百物語

 【宇都宮】「百物語」と題したイベントが30日、市南図書館会議室で開かれ、参加した10人が身近に起きた怪奇現象や心霊体験を語り合った。

 百物語は伝統的な怪談会の一つ。怪談を100話語り終え、100本目のろうそくを消した時、物の怪が現れると言い伝えられている。

 この日、参加者たちは照明を落とした薄暗い室内で電子ろうそくを囲むように座り、「真夜中に自転車で帰宅途中、男の声がした」「学生服を着た小学生の男の子の霊が現れた」「毎朝わら人形を外す住職がいる」といったエピソードを順番に披露した。

 全員が語り終えた午後2時半ごろ、物の怪ではないが、本県で最大震度3を観測する地震が発生。突然の揺れに会場がざわめいた。

 参加した西川田町の会社員女性(29)は「幽霊は本当にいるのかもしれない。猛暑だが、ものすごく冷えた」と腕をさすっていた。