換気などを徹底しながら開かれた学校祭

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため県立高などで学校祭の中止が相次いでいる中、佐野高と同付属中は30日、生徒たちが主体的に「3密」回避に取り組んだ学校祭「旭城祭」を両校舎で開いた。

 コロナ禍の影響で、両校はすでに運動会を中止しており、「運動会とともに人気の学校祭だけは何とか開催したかった」と両校生徒会担当者。生徒会と旭城祭実行委員会が協議を重ね、(1)招待者は保護者のみ(2)役員が1時間ごとに巡回し換気や消毒を実施(3)会場の混雑状況をタブレットで周知する-などを学校側に提案した。

 青柳育夫(あおやぎいくお)校長は「最初は開催が難しいと思っていたが、プレゼンを聞いてこれならできると、県教委に相談した」と目を細める。

 本年度は、これまで人気だった「お化け屋敷」や「脱出ゲーム」などが換気上の問題などから姿を消し、学年ごとの研究発表や各部の成果披露が中心。保護者や教員も生徒の指示に従いながら、これまでと大きく様変わりした学校祭を楽しんでいた。

 同祭高校実行委員長の3年熊倉幸寛(くまくらゆきひろ)さん(17)は「生徒会と一緒に頑張り続け開催できたことが本当にうれしい。今後の自信にもつながると思います」と話した。