初ヒットを放つ茂垣選手

 茂木町の情報発信役となっている松竹芸能の若手芸人「ウドントミカン」のコンビに茂木中野球部の生徒が「完全試合阻止」を懸けて挑んだ試合が30日、並松運動公園野球場で行われた。勇んでマウンドに立ったミカンくんの乱調もあり、試合は芸人バッテリーの完敗となったが、新型コロナの影響で公式試合から遠ざかっている生徒にはいい思い出づくりになった。

 試合は高校まで野球経験があるミカンくんとウドンくんがバッテリーを組み、茂木中野球部の1、2年生19人が紅白に分かれて全員バッターボックスに立ち2人と七回まで対戦する形で行われた。試合の様子はウドントミカンのユーチューブの専用チャンネルで9月6日以降配信され、茂木テレビでも放送される。

 初回先頭打者にいきなりミカンくんが四球を与えて完全試合がなくなった。四死球などで6失点して迎えた三回、2年茂垣莉一(もがきりいち)選手(14)が左翼線2塁打で初ヒット。ミカンくんに疲労が見えた五回にウドンくんがリリーフしたが連打され、七回に2年矢口凌平(やぐちりょうへい)選手(13)の本塁打が出てギブアップ。結局2人は8安打で16点を失った。

 この日14歳の誕生日という初安打の茂垣選手は「試合を楽しみにしていた。いい思い出になった」。2年河原育杜(かわらいくと)主将(14)は「いい機会をもらえてうれしい。ユーチューブが配信されたら見てみたい」と声を弾ませた。

 完敗にしょげ気味のコンビは「来年リベンジさせてください」とチームに深々と頭を下げた。