研修用に名木の動画を収録したDVDと、冊子を持つ井上会長

 【大田原】「おおたわら名木アドバイザーの会」は動画投稿サイト「ユーチューブ」で、同会が選定作業を行った市の「おおたわら令和の名木選」30本の紹介動画の公開を始めた。新型コロナウイルスの影響で名木を巡る会員向け研修バスツアーを中止したことをきっかけに、研修用として制作。井上雅敏(いのうえまさとし)会長(70)は「名木の見方が分かる動画。会員をはじめ、多くの方に見てほしい」としている。

 市には、旧大田原市時代の1991~92年度に選定された「おおたわら名木101選」があり、名木をPRする説明役として同会が95年に発足した。以降、新たな選定はなかったが、倒木などで消失した木もあるため、2017~19年に同会員42人が旧黒羽町と旧湯津上村を含めた市内の巨木や古木約160本を再調査した。

 樹勢、樹形、生育環境などを総合的に評価。県指定天然記念物「磯上のヤマザクラ」(両郷)をはじめ、市指定天然記念物の光丸山法輪寺のシダレザクラ「西行桜」(佐良土)や鶯谷公園のハクウンボク(本町1丁目)、実取阿波原地蔵のナツグミ(実取)など30本を「令和の名木選」として選定した。市ホームページや市広報誌で4月から毎月2、3本紹介されている。

 同会がユーチューブで公開しているのは、1~2年前に撮影した解説入りの名木動画と今年撮影した動画。夏秋冬春の順で季節に合わせてアップする。会員向けには、動画を収録したDVDと紹介冊子を配布している。

 井上会長は「まずは過去の動画で学んだ上、実際、見に行ってもらい、後日、今年の動画で名木の様子を再確認してほしい」としている。動画は「那須塩原インターネットテレビ 令和の名木」で検索できる。